NFAリリース
2015年のシーズン開幕に際して
2015.08.26
日頃から、社会人アメリカンフットボール協会(NFA)に多大なるご理解とご協力を賜りまして、誠にありがとうございます。
8月29日、富士通スタジアム川崎及び王子スタジアムにおけるXリーグの開幕戦から、2015年の社会人アメリカンフットボールリーグのシーズンがいよいよ始まります。昨年度の優勝チームである富士通フロンティアーズをはじめ、Xリーグに復活した警視庁イーグルス、富士ゼロックスJ-Starsを含む全18チームが、12月14日のジャパンエックスボウルを目指して、熱い闘いを繰り広げます。そして、東西のX2、X3においても、上位リーグへの昇格を目指した好ゲームが今年も展開されることが期待されます。
2015年は、NFA発足から30年目のシーズンとなります。これまで多くの先人のご尽力により、NFAは大きく発展してきました。振り返りますと、1987年に第1回社会人選手権が開催され、1990年には東西2ブロック制への移行とともにFINAL4が開始されました。1996年には「Xリーグ」3ブロック制へ移行し、2009年に現在の3ステージ制が導入されました。そして、2016年からは新しいリーグ戦方式を導入し、今後もさらに進化していきます。
その間、1999年の第1回世界選手権をはじめとして、多くのXリーガーが世界との戦いにも挑んできました。また、今年の第5回世界選手権では、Xリーガーが米国代表にも選出されました。リーグ戦においては、外国籍選手の増加に伴い、今までに見られなかったレベルのプレーも増えてきています。NFAは、世界を目指す日本のトップリーグであるXリーグを頂点として、さらなる成長を目指していきたいと思います。
フィールドで闘う一方で、地域での社会貢献活動やフラッグフットボールの振興等に今年度も各チームで取り組んでいきます。一部のチームにおいては、本拠地開催試合の試みも定着してきています。ファンの皆様に一層楽しんでいただけるように、フィールド以外での様々なイベントにも取り組んで行きたいと思います。
是非、会場へお運びいただき、2015年度の社会人アメリカンフットボールリーグの試合を存分にお楽しみください。
2015年8月
一般社団法人日本社会人アメリカンフットボール協会
理事長 深 堀 理 一 郎